医療情報学科

定員/20名(男・女)

修業年限/2年

ベテランの教師陣と蓄積されたノウハウで医療事務のプロをめざす

病院などの窓口での受付業務、医療費計算業務、診療報酬請求事務(医科・歯科・調剤)、歯科助手など、将来医療事務スタッフとして活躍するために必要な専門知識を学びます。

​医療系専門学校だからこそできる充実したカリキュラムを通じて、「医学の知識を身につけた」医療事務スタッフの養成を目指しています。

学科のポイント


多くの資格が取得可能

一般事務や経理事務の資格も取得。
全ての事務系のスペシャリストを養成!​


高い就職率

2回に及ぶ病院実習や、面接練習を実施。
ビジネスマナーも身につけ就職率は13年連続100%!


臨床工学科とのコラボ授業で、
医学の知識も身につく

本校では医療系専門学校という特色を活かし、様々な医療機器や器具を用いる専門的な授業を取り入れています。




取得を目指す資格

  • 診療報酬請求事務能力認定試験* 現役合格者多数!
  • 医療秘書技能検定
  • 医事コンピュータ技能検定
  • 医師事務作業補助技能認定試験(ドクターズクラーク)
  • 医科医療事務管理士技能認定試験
  • 歯科医療事務管理士技能認定試験
  • 調剤事務管理士技能認定試験
  • 歯科助手乙種第二 など

*最難関検定試験




医療事務の仕事

医療事務の業務は多様化しており、受付・案内、データ入力、カルテ管理、診療報酬請求事務などを行うための専門的な技術や知識に加え、医療従事者として必要な医学の知識を持った医療事務スタッフが求められています。


外来クラーク

医療機関の窓口で、来院された患者さんの受付や、会計業務などを行います。
また、患者さんのデータを管理したり、レセプトの作成を行ったりと、業務は多岐にわたります。


医師事務作業補助者(ドクターズクラーク)

医師が行っていた診断書作成、処方せんの作成、検査の予約などを、医師の指示のもとで行います。


病棟クラーク

各病棟内で医師、看護師の連絡調整を行ったり、患者さんの入退院の手続きや費用について説明・相談を行います。


​医療秘書

医師を事務的側面からサポートし、病院全体の業務が円滑に遂行できるように配慮するという大きな役割を担っています。


カルテ管理

カルテは病院にとっても、患者様にとっても大切な書類です。そのカルテを集中的に管理する場所がカルテ室です。必要な時にすぐに取り出せるよう常に整理を心がけることにより、カルテの行方不明を防いだり、診察の為の待ち時間の短縮を図ることができます。確実で素早い対応が必要とされる業務です。

広がる“活躍の場”

医療情報学科では、病院・診療所だけでなく、調剤薬局、歯科医院、社会福祉施設の事務職として 必要な知識を身に付けます。
幅広い知識を身に付けることにより、自らの「可能性」を広げます。


調剤薬局

調剤薬局の窓口で患者さんから処方せんや保険証、お薬手帳を受け取るなど受付業務を行います。処方せんに基づき調剤報酬明細書の作成や、お薬代の会計業務を行います。


歯科医院

歯科医師のアシスタントとして、診療介助、治療器具の準備・片付け、バキュームなどの診療補助や受付、会計などの業務を行うことから、患者さんとのコミュニケーションが大変重要です。


社会福祉施設

主に介護施設において受付などの窓口業務、利用者さんの入退所の手続きや、介護報酬請求業務を行います。また、ケアマネージャーの事務的サポートを行うなど多くの業務を担います。



授業 Pick UP


臨床工学技士による医学の授業

医療事務スタッフには病気や薬に関する医学の知識が求められます。
本校では医療系専門学校という特色を活かし、様々な医療機器や器具を用いる専門的な授業を多く取り入れています。


医事コンピュータ演習

医療事務の最も大切な業務のひとつである医療費の計算について学びます。
医療費計算の仕組みや計算ソフトの操作方法など、基礎分野から学習を行います。

タイムスケジュール 例(2年次前期時間割表)


時間
9:00 ~ 10:30 診療報酬請求事務Ⅱ 診療報酬請求事務演習Ⅱ 調剤保険請求事務 診療報酬請求事務Ⅱ 診療報酬請求事務Ⅱ
10:40 ~ 12:10 歯科保険請求事務 実習指導Ⅱ 秘書実務 調剤保険請求事務 コンピュータ演習Ⅱ
13:10 ~ 14:40 介護保険請求事務 医事コンピュータ演習Ⅱ コンピュータ演習Ⅱ 歯科保険請求事務 診療報酬請求事務演習Ⅱ
14:50 ~ 16:20 検定演習Ⅱ 保険請求事務演習Ⅰ 保険請求事務演習Ⅰ コンピュータ演習Ⅲ


検定・実習プログラム

令和3年4月新カリキュラムに変更

医療情報学科では医療現場で求められる知識、技術を身に付けるため、常に新たな資格、知識の習得を目指し、令和3年4月入学生よりカリキュラムを変更しました。

​これにより、医学、薬学の知識を身に付けたワンランク上の医療事務を養成します。


前期 後期
1年 歯科助手乙種第二(5月)
医療秘書技能検定3級(6月)
秘書技能検定(6月)
全経電卓計算能力検定(7月)
Word文書処理技能認定試験(7月)
医事コンピューター技能検定3級(11月)
診療報酬請求事務能力認定試験(12月)
医師事務作業補助技能認定試験(1月)
Excel表計算処理技能認定試験(1月)
日商簿記検定(2月)
実習指導Ⅰ
実習 病院見学※9月(1日間) 実務実習Ⅰ※3月(2週間)
2年 医科医療事務管理士(5月)
調剤事務管理士(5月)
医事コンピューター技能検定2級(6月)
PowerPointプレゼンテーション技能認定試験(6月)
歯科医療事務管理士(7月)
実習指導Ⅱ
医療秘書技能検定2級(11月)
実習 実務実習Ⅱ※9月(2週間)

1年次
前期では主にビジネス系検定に向けた知識を身に付け、後期では医療事務の専門的な知識を習得し、年間を通して様々な資格の取得に挑戦します。
9月、3月には病院見学と実務実習を実施しており、医療現場での医療事務の仕事を実際に見て体験することで、職種への理解を深めていきます。

2年次
8月から就職活動が始まり、9月には2度目の実務実習を行います。教員と面談、面接練習を行い、それぞれの希望に沿った医療機関への就職を目指します。
また、医療系専門学校だからできる臨床現場を経験した教員(臨床工学技士)による医学分野の授業も行っていますので、医学や薬の知識を身に付けた状態で就職することができます。



実習内容


病院見学

実際の病院を見学し、現場での医療事務の仕事を知る

《見学先》病院


実務実習Ⅰ

受付や電話対応、会計業務を実際に行い、医療事務の基本的な仕事の流れを学ぶ

《実習先》病院、クリニック


実務実習Ⅱ

希望の医療機関に分かれて実習先を決定し、就職時に役立つ知識や技能を身に付ける

《実習先》病院、クリニック、歯科医院、調剤薬局



実習スケジュール